上でも書いた通り、会社選びや申し込み方法を間違えると、即日のキャッシングができません。
ここでは、即日融資を受けるための条件を見ていきます。
現在、最も早くキャッシングできる商品はカードローンです。
ですが、カードローンならどこでも良い訳ではありません。
実は2018年から、銀行カードローンでは即日でお金を借りることが不可になりました。
銀行カードローンの審査では、警察庁のデータベースに照会する手順が新たに増えました。
これにより、銀行カードローンの審査回答は最短でも翌営業日となりました。
即日でお金を借りたいと思ったら、消費者金融を選ぶしかありません。
<関連記事>:【要注意!】銀行のキャッシングが即日不可になった!
即日に限らず、お金を借りるためには、以下の3つ条件を全て満たす必要があります。
年齢は問題ないですね。
未成年は、原則お金を借りることができません(奨学金などを別にすれば)。
「安定収入」とは、パートでも派遣でも構わないのですが、週3日以上働いて、毎月決まった収入があることです。
もちろん、正社員の方が審査には有利です。
逆に、単発バイト・無職・専業主婦の人は、審査に通りません。
身分証明書をスマホで撮影して、会社に送付する必要があります。
身分証明書とは、運転免許書かパスポート・マイナンバーカードなど、写真の付いた書類です。
上の3つ以外に、借入希望額が50万円を超えるか、(借入希望額+他社との借り入れ)合計が100万円を超える場合、収入証明書を提出する必要があります。
これは、貸金業法で決められたルールなので、拒否することはできません。
最短でお金を借りるのに、最適な申し込み方法はスマホ(Web)申し込みです。
ですが契約方法は、2通りあります。
一つはスマホ(Web)上で契約する方法です。
即日振込の形でお金を借りたいなら、この方法です。
もう一つは、対応する契約機まで行って契約する方法です。
ローンカード・契約書類を自宅に郵送させたくないなら、この方法です。
どちらの方法でも即日借入れは可能ですが、条件が違います。
この点は後ほど、詳しく説明します。
「即日融資」と似た言葉に、「即日審査」があります。
即日審査をアピールする会社もありますが、即日融資とは全然別ものです。
即日融資:申し込みをした当日にお金を借りられる
即日審査:申し込みをした当日に審査回答が得られる
つまり即日審査は借入れの手続きに時間がかかり、仮に審査に通過しても借入れは翌日以降になります。
先ほど即日キャッシングするなら、消費者金融だけと書きました。
ですが、即日融資に対応してない消費者金融も数多くあります。
そういう会社ほど、「即日審査!」をアピールしてくるので注意が必要です。
振込での即日キャッシングの利点は、契約機まで行かずに済むことです。
以前は即日振込(=即日での振込キャッシング)の条件が厳しかったのですが、ここにきて状況が変わりました。
ご存じの通り、以前の銀行は、平日9時から15時までの間しか振込ができませんでした。
これがネックになり、即日振込でのキャッシングは、平日遅い時間や土日は不可でした。
それが「モアタイムシステム」の導入により、平日遅い時間や土日にも即日振込に対応できるようになりました。
モアタイムシステムとは、平日夜間や土日に、銀行間の振込が行えるシステムです。
ただ、モアタイムシステムに対応する消費者金融は、限られています。
この点は、後ほど説明します。
<外部の関連サイト>:【元銀行員が解説】モアタイムシステムとは?即日振込のための締め切り時間が変わる!
それでは、即日振込をする時の流れを見ていきます。
即日振込するのに大事なのは、申し込み時間と振り込み時間です。
各社とも審査は21時までのため、あまり遅い時間の申し込みだと翌日に回されます。
また、モアタイムに対応してない会社は、即日振込のための締め切り時間も早くなります。
各社の締め切り時間は、以下で見ていきます。
<関連記事>:即日振込におすすめのキャッシングサービスは?
以下は、平日で最短即日振込を受けるための、消費者金融大手の締め切り時間です。
申し込み時間 | 振り込み時間 | モアタイム | |
---|---|---|---|
プロミス | 20時まで | 24時まで | ○ |
SMBCモビット | 20時まで | 23時30分まで | ○ |
レイクALSA | 20時まで | 23時50分まで | 〇 |
アコム | 16時まで | 17時まで | × |
アイフル | 13時前まで | 14時まで | × |
表にもある通り、モアタイムシステムに対応してるかで、締め切り時間が大きく違います。
アコム・アイフルは、少し早い時間に申し込みしないと間にあいません。
次に、土日祝日に最短即日振込するための、各社の条件を見ていきます。
ここでも有利なのは、モアタイムシステムに対応したプロミス・SMBCモビット・レイクALSAの3社です。
申し込み時間 | 振り込み時間 | 銀行の制限 | |
---|---|---|---|
プロミス | 20時まで | 24時まで | なし |
SMBCモビット | 月から土:20時まで 日曜日:18時前まで |
月から土:23時30分まで 日曜日:18時50分まで |
なし |
レイクALSA | 21時まで(日曜は18時まで) | 23時50分まで | なし |
アコム | 20時まで | 24時まで | 楽天銀行のみ |
プロミスは、平日・土日・祝日に関係なく20時までの申し込み、24時前の振込に対応しています。
レイクALSAは、21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
少し分かりづらいのがSMBCモビットで、月から金の祝日と土曜日は、20時までの申し込み、24時前の振込に対応しています。
ただ日曜だけは、振込の締め切りが18時50分なので、18時前には申し込みを完了させたいところです。
アコムは振込先が楽天銀行の場合だけですが、曜日に関係なく、20時までの申し込み、24時前の振込に対応しています。
<関連記事>:土日祝日の即日キャッシングにおすすめの会社は?
契約機を利用するメリットは、大きく言って2つです。
一つは、ローンカードと契約書類を契約機で受け取るため、自宅への郵便物がありません。
自宅に郵便物を送ってほしくない人は、この方法を取るとよいでしょう。
2つ目は、銀行口座を経由せずに借入れできることです。
即日振込は確かに便利ですが、銀行の通帳に記録が残ります。
もし家族に通帳を見られたら、キャッシングのことがバレますよね。
常にローンカードで借入れ・返済をすれば、銀行に記録が残らずに済みます。
下のフローチャートは、契約機を使って即日キャッシングをするまでの流れです。
実際には契約機での締め切り時間は、会社・曜日によって違います。
とはいえ各社とも審査時間は21時までなので、遅くとも19時から20時までには申し込みを完了させる必要があります。
また、契約機の営業時間が21時から24時までなので、審査通過後に、できるだけ早く契約機まで行く必要があります。
契約機で即日キャッシングするための、各社の締め切り条件を見ていきます。
申し込み時間 | 契約機の営業時間 | |
---|---|---|
プロミス | 20時まで | 21時まで(一部20時まで) |
SMBCモビット | 17時まで | 18時まで(三井住友銀行のローン契約機)※営業時間は店舗により異なります |
アイフル | 20時まで | 21時まで |
アコム | 20時まで | 21時まで |
レイクALSA | 20時まで(日曜以外) 18時まで(日曜) |
22時まで(日曜以外) 19時まで(日曜) |
こうして見ると、各社で条件に違いはありません。
20時までに申し込みをして、20時までに審査に通過し、21時までに(場合によっては20時までに)契約機で契約を完了させる必要があります。
申し込みの締め切り時間では他社で違いはありませんが、対応する契約機の数は違います。
以下は、大手消費者金融の対応する契約機の数です。
サービス名 | 契約機の台数(推定) |
---|---|
プロミス | 1800超 |
アコム | 1000超 |
アイフル | 850超 |
レイクALSA | 700超 |
SMBCモビット | 400超 |
こうして見ると、プロミスの契約機台数が多いことが分かりますね。
ここまで即日でお金を借りる方法を紹介してきましたが、内緒でお金を借りることに関心がある人もいるかもしれません。
以下では、内緒でお金を借りる方法を簡単に紹介します。
<関連記事>:【家族に内緒】バレずにお金を借りるには?
お金を借りるのが家族・知人にバレる場面は、人によって違うはずです。
以下では、ありがちな場面と対策を紹介します。
・自宅への郵便物を家族に見られる → (対策1)
・契約機に入るところを、知人に見られる → (対策2)
・銀行通帳の振込記録を家族に見られる → (対策3)
カードローン会社から送付される郵便物に、社名が記載されていることはありません。
銀行カードローンの場合は、銀行名が記載されています。
ですが、家族が勝手にあなたの郵便物を開ける家庭なら、借入がバレる恐れがあります。
そういうご家庭では、自宅へ郵便物を送付させない対策が必要です。
一つは、完全Web完結で申し込むことです。プロミスやSMBCモビットなら、対応しています。
もちろん、契約機で契約する形でも構いません。
もう一つは、自宅へ取引記録を送付させないことです。
これは、管理画面上から設定できます。
契約機に入られるところが心配なら、Web完結で申し込みをすると良いでしょう。
特に、プロミス・SMBCモビット・アイフルなら、自宅への郵便物もないので安心です。
また借入の際は、振込かコンビニATMを使えば、周りに怪しまれる心配はありません。
家庭によっては、自分の通帳を家族に見られる、なんて人もいるかもしれません。
振込の記名は変更できる会社もありますが、返済先はモロに会社名が載るので、そこからキャッシングの利用がバレる場面はありえます。
こういう心配がある人は、銀行口座を経由せずに借りることをおススメします。
スマホで申し込みの際に、銀行口座の登録をしません。
契約機で契約し、今後の借り入れ・返済も全部、ATMで行います。
これなら銀行の取引記録は残りませんが、対応してる銀行カードローンは少ないので、消費者金融を利用した方がよいでしょう。
以上、希望条件に応じた借り入れ方法について見てきました。
これを踏まえて、即日でお金を借りるのにオススメの会社をランキング形式で紹介します。
金利 | 借り入れ限度額 | アピールポイント |
4.5%~17.8% | 500万円 | 30日間の無利息サービス※ |
※お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
※対象金融機関は200行以上あります。
(注):メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
金利 | 借り入れ限度額 | アピールポイント |
3.0%~18.0% | 800万円 | 勤務先への電話連絡なし可 |
金利 | 借り入れ限度額 | アピールポイント |
3.0%~18.0% | 800万円 | 30日間無利息キャンペーン |
金利 | 借り入れ限度額 | アピールポイント |
4.5%~18.0% | 500万円 | 特典サービス |
金利 | 借り入れ限度額 | アピールポイント |
3.0%~18.0% | 800万円 | 30日間の無利息サービス |
この記事の執筆者: もぐお
元銀行員。難しいキャッシングの情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!プロフィールはコチラ